緑の月の読書日記

剣と魔法とドレスの世界が大好きです。ラノベと漫画のレビューを載せていきます。

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す2

 天と地の全ては、ナーヴ王黒竜騎士団と共に!

 

晴れて、エリート揃いの第一騎士団に所属することになった主人公。新人のはずが、なぜか先輩騎士に魔物討伐を指揮し、魔物騎士団である第四騎士団を掌握し、ザビリアを連れて黒竜探索部隊と共に「星降る森」に向かう。

 

明かされるザビリアの過去、少しずつ出てくる300年前の前世、過去と現在の聖女の違い。300年前の前世では、主人公の知らない何が起こったのか。そして、その意に反して(?)、確実に騎士団を掌握していく主人公(笑)。

 

天然ボケでまっっっっっったく騎士の適正はないのに、何故か着実に実績を上げる主人公と、現在の騎士団があまりにも居心地がいいため、過去の陰湿さと聖女の存在が浮き彫りになります。

 

ちなみに、作者さんは本作品を「中編」として構想されていたそうです。いや、これ中編で終わる内容じゃないだろう。。。。大物の予感です。

 

あらすじを見る限り、次巻はシリル団長がクローズアップされるみたいですね。今まであまり個人のエピソードが出てこなかったので楽しみです。主人公との関係はどうなるのか。