緑の月の読書日記

剣と魔法とドレスの世界が大好きです。ラノベと漫画のレビューを載せていきます。

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す5

サザーランド編が完結し、新章スタートです。

新章は何と呼ぶべきか、、、特別休暇編?霊峰黒獄編?

 

訓練が完了して、特別休暇が取れることになった主人公。北方地域に勤務する姉に、そしてさらに北に位置する霊峰黒獄にいるザビリアに会いに行こうとするけれど。。。

 

ここで今までずっと一緒だった騎士団と離れ、カノープスとの旅になります。そして、いままで別小話になっていたアルテアガ王国編が、本編に合流します。今までは三兄弟で登場していたアルテアガ王国パート、弟二人になってどうなるのか。そしてそこにカノープスとザビリアはどう関係を築くのか。組み合わせが代わっての新章スタートですね。

 

要所要所でエピソードが除く300年前、主人公の死後に何が起こったのか、カノープスは何を隠しているのか、300年前と今の主人公の家族構成はほぼ同じであることに意味はあるのか、見えそうで見えない匙加減が上手な作者さんですね。

 

また、本編では主人公の恋愛模様も動き始めます。

いや、この手の物語として、周りは主人公大好きなんだけど、自己評価が低い主人公は気が付かなくて、、、のまま終わる系も多いから、どうなるかと思ったんですよね。ちゃんと主人公自身の気持ちも書く予定なのだと分かって、なおのこと楽しみです。

 

主人公の下で、新しい冒険が始まるのは、わくわくしますね。